実はこのノーコードでプログラミングなしでアプリを作ることができます。
聞いたことないなあ……
日本でも徐々に浸透しつつあります。
この流行の波に乗り遅れる前に、理解しておきましょう!!
最近話題のNo code(ノーコード)について解説します。
ノーコードツールを使いこなすことでコーディングなしでアプリやwebサービスを作ることができます。
実は、このノーコードツールを活用して、既に収益化を成功している人もいます。
ばっちりとトレンドを事前に抑えて、先行利益を獲得しちゃいましょう!
最後にはプログラミングの今後の価値についても解説していくので最後までご覧ください。
No code(ノーコード) とは
No code とは
No code(ノーコード)とは、コーディングなしでシステムを作ることができるサービスです。
つまり、エンジニアがプログラミングをすることなく、システム開発をすることができます。
イメージとしては、各パーツをパズルのように組み合わせて、新しいシステムを作り出す感じです。
具体的なノーコード開発ツールはこちら:
No code開発始めてみたいんだけど、どういうのがあるのかなぁできれば、無料がいいんだけど、、、 No code開発は前回の記事で解説したように使い道によって、ツールが異なります。[…]
No code と Low code の違い
ノーコードと同じくらい話題に上がっているのが、Low code(ローコード)です。
Low code (ローコード)とは、プログラミングをする負担が少ないシステム開発が可能なツールです。
ノーコードと同じように提供されているツールを組み合わせてサービスを作るのですが、自らコードを書くことで、オリジナリティーを出すことができます。
Low code(ローコード):少しのプログラミングでシステム開発(独自性○).
No code の開発ツール 4選
それでは、ノーコードの概要がわかったところで、具体的なサービスについてざっくりと紹介していきます。
今回は用途に分けて、以下の4つのノーコード開発ツールを取り上げていきます。
- Bubble(Webアプリ開発)
- Adalo(スマホアプリ開発)
- Webflow(Webサイト開発)
- IFTTT(タスク自動化システム開発)
Bubble (Webアプリ開発)
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Bubble(バブル)はWebアプリ開発に特化したノーコード開発ツールです。
個人的に、ノーコード開発ツールで一番耳にします。
また、収益化の実績としても圧倒的に聞くのがBubbleです。
実は既にBubbleで何十万単位の数アプリが制作されています。
既に収益化したサービスも多数あり、中にはベンチャーファンディングで1000万ドルを獲得したサービスも生まれています。
Bubble上でアプリを作るだけなら、利用料金はなんと無料!!
実際にサービスとして作ったリリースする場合は、月額で28ドル(3000円程度)から有料プランに入ることができます。
しかし、有料とは言っても、エンジニアを雇ってシステム開発をするのと比べると、かなり安く、時間も節約できるので、まずは試作品を作ってみたいという方にはぴったりです!
Adalo(スマホアプリ開発)

Adalo(アダロ)は、スマホアプリの開発に特化したノーコード開発のツールです。
先ほど紹介したBubbleとの違いは、スマホアプリを作ることができ、
それをGoogle Play StoreやApp storeで配信できるという点です。
サービスの作成は、Bubble同様に簡単な操作で作ることができます。
ですので、視覚的にかつ簡単にモバイルアプリを作ることができます。
サービスの料金は、Bubble同様にアプリの作成だけであれば無料!
作成したものを公開したいのであれば、月額50ドル(5500円程度)からの有料プランに入る必要があります。
Webflow(Webサイト開発)
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webflow(ウェブフロー)は、webサイト開発に特化したノーコード開発ツールです。
コーディングなしで、感覚的にWebサイトを作ることができます。
通常Webサイトを開発する際には、HTML, CSS, PHPなどの知識が必要となります。
ですので、作成するにはプログラミングのスキルが必要になりますし、外注した場合Webページを更新する度に、エンジニアにお願いする必要があります。
WordPressも同様にテーマを購入することで簡単に高いクオリティーのサイトを作成することができます。
(ちなみに、当ブログもWordPressを使用して運営しています。)
しかし、テーマを作ってもらっても、その後のカスタマイズはWeb系のプログラミングの知識のない方には難しいのが実態です。
一方で、Webflowではノーコードで作成できるので、簡単にテーマの変更ができるので、デザイン後の変更も簡単にすることができます。
ちなみに利用料金は無料から利用でき、月額12ドル~(4000円程度)の有料プランに入ることで、チーム開発などの機能を追加することができます。
IFTTT (タスク自動化システム開発)

IFTTT(イフト)は、コーディングなしで様々なタスクを自動化することができるサービスです。
具体的にタスクを自動化するとは、皆さんが日頃利用しているサービスを組み合わせることで実現します。
(LINE, Twitter, Instagram, Gmail, Alexa etc… +各種スマホの機能)
例えば、こんなプログラムをコーディングなしで組むことができます。
- 特定のアドレスからGmailを受信したときにLINEを通知
- 退社するときに自動で家族に連絡
- 自分がInstagramでタグ付けされたときに写真フォルダーに保存
- 毎朝その日の予定をLINEに送信
これらはあくまで一例です。
他にもDropboxなどの主要なアプリケーションとの連携が可能です。
また、スマートフォンやPCだけでなく、スマートスピーカーにも連携させることができるので、IoT家電の操作もできます。
このIFTTTはスマホなどの電子機器を持つ全員の生活を便利なものにすることができます。
しかも、利用料金は無料!!
使い方は無限大なので、ぜひお試しください。
どれも無料で使えるので、まずは体験してみてはいかがでしょうか?
・Adalo:スマホアプリ
・Webflow:Webサイト
・IFTTT:タスク自動化
追記:
無料で使えるNo codeツールのまとめ記事を作成しました。
気になる方はご覧になってみてはいかがでしょうか?
No code開発始めてみたいんだけど、どういうのがあるのかなぁできれば、無料がいいんだけど、、、 No code開発は前回の記事で解説したように使い道によって、ツールが異なります。[…]
No code 開発のメリット
私が考えるNo code 開発のメリットは以下の3つです。
- 開発経費の削減
- 開発時間の削減
- サービス開発がより身近になる
開発の経費の削減
1つ目のメリットは、「開発の経費の削減」です。
システム開発のために、雇うエンジニアの数を減らすことができるからです。
今までは、サービス開発をする際に高度なプログラミング知識が求められました。
そのため、エンジニアを雇う必要がありそのための経費がかかってしまいました。
しかし、ノーコード開発ツールを使用することで、プログラミングの知識なしでサービスを作ることができます。
そのため、簡単なサービスであれば、多くのエンジニアを雇う必要がなくなり、経費を抑えながら開発を行うことができます。
加えて、開発後のメンテナンスも簡単に行うことができるので、サービスをリリースした後の経費も削減できます。
開発時間の削減
2つ目のメリットは「開発時間の削減」です。
コーディングの手間が省けることで時間が短縮できるからです。
従来はサービス開発には多くの時間を必要としました。
プログラミングをして、バグを対処して、修正して、、、
このような作業を繰り返すので、当然システム開発には時間がかかりました。
しかし、ノーコード開発ツールを利用することで、非常に短い時間で開発することができます。
数ヶ月単位でかかるソフト開発を数日で行うことができます。
サービスのリリースは時間の勝負です。
新しいビジネスを始める場合には、他の強豪が現れるまえにリリースする必要がありますし、
Webサイトでさえ数日遅いだけで多くの顧客を逃してしまいます。
したがって、思いついたサービスをスピーディーに行うことができるのもノーコード開発の魅力です。
サービス開発がより身近になる
3つ目のメリットは、「サービス開発がより身近になる」ことです。
プログラミングの必要性がなくなるので、サービス開発がより身近になるからです。
今までは、先述の通りシステムを開発するには手間がかかるので、躊躇してしまうことが多くありました。
しかし、ノーコード開発ツールを利用することで、この手間が激減します。
そのため、「まずはノーコードで実装してみよう」という雰囲気が生まれるようになります。
また、このシステム開発がノーコードによって身近になることで、新しいサービスも生まれやすくなります。
したがって、より多くのサービスが生まれ続けるためにも、このシステム開発が身近になることは重要です。
No code開発のデメリット
次にデメリットにも触れていきます。
私が考えるノーコード開発のデメリットは以下の2つです。
- 各ツールを使い分ける必要がある
- オリジナリティーを出すことができない
各ツールを使い分ける必要がある
デメリットの1つ目は、「各ツールを使い分ける必要がある」ことです。
先程紹介したように、ノーコード開発ツールには多くのプラットフォームがあるからです。
ノーコード開発プラットフォームはそれぞれ万能ではありません。
一つ一つが専門性を持っていて、目的に応じて使い分ける必要があります。
そのため、1つのノーコード開発ツールが使いこなせるだけでは不十分で、状況に応じて使い分けることが求められます。
オリジナリティーが出せない
2つ目にデメリットは、「オリジナリティーが出せない」ことです。
ノーコードではどうしてもバリエーションに限界があるからです。
ノーコードのメリットは、誰でも簡単にかつスピーディーに開発を行えることです。
しかし、アレンジの幅には限界があります。
そのため、どうしても他のデザインと似通ったものになってしまい、差別化が難しくなってしまいます。
これにも、デメリットの1つ目と同様に使い分ける必要があります。
今後はプログラミングが必要なくなるのか?
結論から言うと、プログラミングが今後なくなることはないと考えています。
むしろ、ノーコードの普及はエンジニアにとって嬉しい話であると言えます。
しかし、最近こんな声を耳にする方も多いのではないのでしょうか?
「プログラミングは今後学ぶ必要がない。」
これを聞いて不安になった方も多いのかと思いますが、私はそうではないと考えています。
もちろん今後ノーコード開発が普及していくのは確実ですが、
コーディングとは住み分けがされていくと考えています。
例えば、ノーコード開発はインスタントラーメン、コーディング開発はラーメン屋みたいな感じです。(伝わらなかったらごめんなさい)
つまり、サービスを実装したい人はノーコードを利用して安くスピーディーに開発を進めて、
オリジナリティーあるものを実装したい人は、コーディングしてクオリティーの高いオリジナルのものを作るといった感じです。
私がそう考える理由は、エンジニアがよりサービスの中心に携わる機会が増えるからです。
現在はどうしてもエンジニアが下請けのイメージが強く、システム開発のコアな部分に携わるのが難しいのが現状です。(人にもよりますが、、、)
しかし、ノーコードが広がることで、簡単な開発作業が減っていき、
より高度なスキルを活かす場面が増えていくことが予想されます。
その結果、開発のコアの部分に携わることが増えるため、私はエンジニアにとっては朗報だと考えています。
また、ノーコードを使いこなすのも結局はコーディングの知識を持つエンジニアなので、
これまでの作業の簡略化という面でも役に立つと思います。
まとめ
今回はNo code(ノーコード)開発について紹介しました。
おさらいすると、以下の通りです。
- No code(ノーコード)とは、プログラミングなしでサービスが作れるシステム開発ツール
- 用途が異なる様々な種類のプラットフォームがある
- ノーコード開発でコスト/時間を節約できる
- しかし、用途に応じて使い分ける必要がある。
以上の4点です。
これだけは確信して言えるのは、これからのトレンドはノーコード開発です。
今回取り上げたプラットフォームはどれも無料で簡単にシステム開発が行えるのでお試ししてみてはいかがでしょうか?
無料で使えるNo code開発ツールまとめ記事はこちら
No code開発始めてみたいんだけど、どういうのがあるのかなぁできれば、無料がいいんだけど、、、 No code開発は前回の記事で解説したように使い道によって、ツールが異なります。[…]