できれば、無料がいいんだけど、、、
今回はNo code(ノーコード)について解説します。実はこのノーコードでプログラミングなしでアプリを作ることができます。 プログラミングなしでアプリづくり?聞いたことないなあ……[…]
アプリ開発全般
まずは、アプリ開発を行うことができるNo code開発ツールの紹介です。
今後紹介するものは、何かに特化したアプリ開発用のツールがありますが、このパートではアプリ開発全般ができるものを紹介します。
特にやりたいことはないけど、No code開発を始めてみたい方はこの3つから選んでみるのがいいと思います。
① Bubble(迷ったらコレ)

まずは、Bubble(バブル)です。
No codeといったらどのツールってアンケートとったら間違えなくこのBubbleだと思います。
それぐらい定番のWebアプリ開発ツールです。
過去の記事でも紹介した通り、最近はこのBubbleを通じてのマネタイズが盛んに行われています。
中にはベンチャーファンディングで1,000万ドルを獲得したサービスも生まれているそうです。
それぐらい大きなポテンシャルを持ちます。
また、日本ではどんどん有名になってきているので、様々な方が学習法を解説しています。
そのため、機能だけでなく、勉強のしやすさでもおすすめです。
② Adalo (スマホアプリ)

Adaloはモバイルアプリ開発ができるNo code開発ツールです。
ですので、Webアプリではなく、スマホアプリを作りたいという方にオススメのツールです。
次に紹介するGlideもモバイルアプリを開発できるNo codeツールなのですが、
このAdaloの利点は、作成できるバリエーションの広さです。
ですので、今後No codeプログラマーとして、様々なモバイルアプリを作りたいという方にオススメです。
③ Glide (スピード開発)

GlideはGoogleスプレッドシート(Google版のエクセル)を活用してモバイルアプリ開発を行うことができるNo code開発ツールです。
スプレッドシートでの開発ってイメージがつかない方は、こちらのYoutube動画を見てみるとイメージが湧くのでオススメです。
Glideの魅力はテンプレートがしっかりしているので、シンプルな操作で、爆速でアプリ開発ができるという点です。
その分自由度は下がりますが、とにかく簡単に時間をかけずにアプリを制作したいという方におすすめのNo code開発ツールです。
Webサイト制作
次はWebサイトが制作できるNo codeツールです。
Web系のエンジニアは需要は近年どんどん高まっていていることもあり、副業で人気の分野ですよね。
このWebサイトもコーディングなしで作れちゃいます!
サイト作成を外注すると、更新や変更をするときにその都度人を雇わなくてはいけないので、
とりあえずサイトが欲しい人はこれから紹介するツールで自分で作ってしまうのもアリですね。
④ Webflow (定番ツール)

まずは、Webサイト開発におけるNo codeツールの定番 Webflowです。
視覚的な操作でWebサイトを開発することができます。
Webflowの魅力は、ドメインを自分で用意する必要がない点です。
通常、Webサイトを作成する際には、ドメイン(URL)を自分で取得する必要があります。
しかし、Webflowではその必要がなく、ツール内で取得することができるので、サイト作成後すぐに公開することができます。
また、テンプレートのクオリティーの高さも魅力です。
Webサイト作成の定番といわれる理由がうなずける使いやすさと機能を持っています。
⑤ ペライチ(日本語対応)

次にWebサイト制作ツールはペライチです。
やっときました、日本語対応のNo code開発ツール!
ペライチでもWebflowと同様に、
テンプレートにそった簡単な操作でWebサイトを制作することができます。
ドメインは自分は取得しなければいけない手間はありますが、
それを差し引いてもWebflowと同等のクオリティーで、Webサイトが簡単に制作することができるので、
英語というストレスなしにWebサイト制作を行いたい方にオススメです。
データベース作成
次はデータベース作成に役立つNo code開発ツールの紹介です。
⑥ Airtable(データベース)

Airtableでは、No codeでデータベースを簡単に作ることができます。
プロジェクトの進捗状況、顧客データ、スケジュールなどを目的に応じたテンプレートを使いこなすことで、データベース化して管理することができます。
おそらく、文字だけで見てもわからないと思うので、テンプレートがまとまったサイトのURLを貼っておきますね。(こちらをクリック)
今までは、データベースを作成するのに、エクセルによるコーディングなどが必要でした。
その手間を省き、かつ直感的な操作をすることができるので、
プロジェクトなどを行う際のデータベースとしてはぴったりです。
また、今までデータベース作成に使っていた時間とお金を他のことに回せるので、プロジェクトの成果という意味でも役に立つツールです。
タスク自動化(iPaaS)
次はタスクの自動化に役立つNo code開発ツールです。
iPaaSとも呼ばれています。
iPaaSとは、Integration Platform as a Serviceの略称で、
簡単に言うと、様々なサービスをつなげるプラットフォームです。
SaaSの普及が高まっていることを受けてこれをうまく連携させようという動きからこれらのプラットフォームが生まれました。
(SaaSについてはこちらでクラウドの原理を含めて解説しています。)
例えば、メールが届いたらそれをLINEにも同じ内容を送ることができたり、
自分がインスタグラムでタグ付けされたときに、その写真を自動でドライブに保存したりすることができます。
細かい内容は、以下の2つのサービスの内容を見ればわかると思うので、引き続きご覧ください。
⑦ IFTTT(完全無料)

最初におすすめするiPaaSのNo code開発ツールは、IFTTTです。
有名なものに次に紹介するZapierがあるのですが、初心者の方にはIFTTTをおすすめします。
IFTTTの魅力は完全無料で利用できる点です。
今回紹介しているNo codeツールは全て無料で利用できるものですが、機能をアップグレードするためには有料プランに入る必要があります。
しかし、IFTTTの場合は全ての機能を完全無料で利用できます。
その分Zapierに比べて、複雑なタスクの自動化ができませんが、日常で使う分には十分な機能なので、
日常で使う目的であればIFTTTがオススメです。
⑧ Zapier (高機能)

次にオススメするタスク自動化のNo codeサービスはZapierです。
より多くの機能を使ってタスクを自動化したい方にはこのZapierをオススメします。
機能は基本的にIFTTTと同じなのですが、Zapierの魅力は機能の豊富さです。
具体的な違いは、タスクを同時に組み合わされる数と連携できるサービスの種類です。
タスクを組み合わせて1つのプログラムを実行する際に、Zapierを利用するとIFTTTに比べてより多くのタスクを連携させることができます。
また、連携できるサービスの数がIFTTTに比べて多いのも魅力です。
その分、機能を追加すればするほど、お金はかかってしまいますが、
高機能のiPaaSを利用してタスクを効率化させたい人にオススメです。
音声アプリ開発
スマートスピーカーを活用した音声アプリを開発したいときに役立つNo code開発ツールの紹介です。
現状は、Voiceflow一択です。
音声認識は現在飛躍的に進化しているので、個人的には音声アプリは今後注目のサービスの1つだと思っています。
時代を先取りして、ビジネスを始めたい方にとって、これから紹介するツールは非常におすすめです。
⑨ Voiceflow(音声アプリ)

VoiceflowではNo codeで音声アプリを作成することができます。
具体的には、Alexaなどのスマートスピーカーと連携させてアプリを制作することができます。
先程も述べましたが、これから音声アプリは流行ると言われています。
なぜなら、音声認識の性能の成長、IoTや5G通信の普及が進んでいるからです。
音声認識は言うまでもないですが、この性能が低いとそもそも音声アプリは機能しません。
しかし、近年音声認識の機能の成長は飛躍的で、音声アプリもいよいよ実用的なものとなってきました。
また、IoTや5G通信の成長も音声アプリが流行る上では欠かせません。
理由としては、これらのテクノロジーが進むほどスマートスピーカーの需要が高まるからです。
例えば、IoT家電の普及が進むとスマートスピーカーで全て操作することができます。
このような使い方が進めば進むほど、音声アプリの需要は高まります。
今はまだそこまで音声アプリは注目はされていませんが、
時代を先取りしてアプリ開発をしたいという方には、このVoiceflowがオススメです。
マーケットプレイス
最後にマーケットプレイスに特化したNo codeアプリ開発ツールです。
色々マーケットプレイスに特化したものは存在するのですが、使いやすさなどを考慮して、この1つに厳選しました。
⑩ Arcadier(マーケットプレイス)

いよいよ10個目の無料で使えるNo codeツールです。
マーケットプレイス作成に特化したNo code開発ツールのArcadierです。
結論、他のNo code開発ツールでもマーケットプレイスが作成できます。
しかし、このArcadierはマーケットプレイスに特化したNo code開発ツールなので、
より簡単に高いクオリティーのマーケットプレイスを作成することができます。
ですので、マーケットプレイスを作りたいというはっきりとした目的を持ってNo code開発を始める方にはこのArcadierを使ってみることをオススメします。
おまけ:英語が苦手な人に役に立つ方法
おまけとして、英語が得意ではない方が英語のWebツールを使いこなすための方法を解説します。
結論は、Google Chromeでサイトを閲覧することです。
Google Chromeを利用すると、外国語のサイトを閲覧するときにページ全体をGoogle翻訳にかけることができます。
そうすることで、サイト全体が不自然ではありますが、日本語になるので、その国の言葉がわからなくてもりかいすることができます。
No code開発ツールのほとんどが今のところ、日本語に対応していないので、英語が苦手な方はこの方法を利用することをオススメします。
まとめ:No code 開発ツール10選
今回は無料で始められるNo code開発ツールを10個まとめて紹介しました。
まとめると以下の通りです。
- アプリ開発全般
- Bubble
- Adalo
- Glide
- Webサイト制作
- Webflow
- ペライチ
- データベース作成
- Airtable
- タスク自動化(iPaaS)
- IFTTT
- Zapier
- 音声アプリ開発
- Voiceflow
- マーケットプレイス
- Arcadier
これから注目のNo code開発。
この記事を参考に、目的を絞ってNo code開発を始めてみてはいかがでしょうか?
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